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福岡ソフトバンクホークスで働く卒業生の講演会レポート★第3弾

こんにちは!はり・きゅう学科です。
先日、高校生や大学生向けに本校の卒業生であり福岡ソフトバンクホークス1軍でアスレティックトレーナーとして活躍されている小林睦宜トレーナーの講演がありました?
貴重な講演内容の一部を全4回に分けてご紹介します!
今回は第3回です。
?前回のブログはこちら

前回に引き続きトレーナーの仕事についてです。
小林トレーナーは仕事を救急対応、施術、リカバリー(試合後のケア)、予防・運動処方(リハビリ)、データの分析・活用、栄養に分けて説明してくださいました。

施術やリカバリー、予防・運動処方についてです。
施術やリカバリー(疲労回復)は鍼灸や電気治療器、マッサージなど多岐に渡ります。
選手の体調や要望によって使い分けているそうです。
身体が資本のスポーツ選手だけあってケアに対する意識の高さは相当なものがあるようで、選手からの要望は非常に繊細かつ高いレベルのケアを要求されるそうです。
講演では選手に鍼をしている動画を見せていただきました。

こぼれ話ですが、選手によっては試合前にお昼寝をされる方もいるそうですよ。
現場で働いているトレーナーさんだからこそ知っている情報ですね!

また予防や運動処方はケガをしないためのトレーニングメニューやケガから復帰するためのトレーニングメニューを考えて選手に指導する仕事です。
プロレベルで野球をしている選手ですら疲労やケガの影響で簡単な動作ができなくなってしまいます。
そこを分析して強化しているそうです。
簡単な動作だからこそしっかりできるようになることが大切とお話しされていました。

施術やリカバリー、リハビリに欠かせないのがデータです。
選手の身体を数値化して管理されています。
数値化するための機器はもちろん、得られたデータを読み取り、首脳陣や選手に説明する能力も必要とのことでした。

筋肉の状態を調べる機械を紹介してくれました。

あらゆるトレーナーの仕事をおこなううえで基礎となっているのは学生時代に学んだ解剖学(身体の構造)、生理学(身体の仕組み)などだそうです。
小林トレーナーは基礎医学と呼ばれる科目をしっかり勉強することが大切さを伝えていました。

次回、トレーナーに必要な能力、プロの野球チームに採用されるためには?に続きます。?

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