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福岡ソフトバンクホークスで働く卒業生の講演会レポート★第4弾

こんにちは!はり・きゅう学科です。
先日、高校生や大学生向けに本校の卒業生であり福岡ソフトバンクホークス1軍でアスレティックトレーナーとして活躍されている小林睦宜トレーナーの講演がありました?
貴重な講演内容の一部を全4回に分けてご紹介します!
今回は第4回です。
?前回のブログはこちら

続いてトレーナーに必要な能力というお話がありました。
皆さんはトレーナーに最も必要な能力と聞かれたら何を想像しますか?
多くの方が医学的な知識や技術、トレーニング指導の技術などを想像すると思います。
小林トレーナーは「コミュニケーション能力」と断言されていました。
同ブログの第2回にあったようにトレーナーは組織の一員です。
仕事を上手く進めていくためには、適切にコミュニケーションを取ること。
特に、選手はシビアでコミュニケーション不足になった場合、選手から見向きされなくなり仕事の割り当ても無くなるそうです。
とにかくコミュニケーションが大切というのが伝わってきますね。

次に、球団に採用されるための方法についてお話してくださいました。
球団に採用されるためには、球団を紹介してもらうか公募に応募する2パターンしかありません。
球団を紹介してもらうパターンは講演の冒頭で紹介していただいたので、ここでは公募について実例をもとに解説していただきました。

最初に、必須になってくるのが資格についてです。
今回の例では、鍼灸師や柔道整復師、理学療法士など医療系国家資格は必須条件となっていました。
さらに持っていると優遇される資格は民間資格や海外のトレーニング資格などとなっています。

次に経験についてです。
野球の独立リーグ、競技は問わずプロレベルのチームで働いた経験が必要となっていました。
この球団の場合、資格と経験がなければその時点で落選となるそうです。

更に必須スキルが記載されています。
例えば、心身のタフさ!
遠征が続く競技ですから、自分自身の体調も常に良い状態でいなければなりません。
そして、高いコミュニケーション能力!
小林トレーナーは試験に必ずでるとおっしゃっていました(笑)
現場で働いているトレーナーさんがこれだけ強調することなのでいかに大事がわかりますよね。
球団で働きたければ今からコミュニケーションの練習をしてほしいとのことです。

他には英語やスペイン語といった外国語など優遇されるスキルがあるようです。
資格の取得や経験、高いコミュニケーション能力などさまざまなスキルを求められるため、何事も意欲的に学んでほしいとこのことです。

最後に、トレーナーになりたい方が学校へ入学される際は、自分が目指したいスポーツで求められる資格を取ることはもちろん、そのスポーツで働いている卒業生がいる学校を選ぶことが近道!
その学校の先生や卒業生とコミュニケーションをとって目標を実現してください。とエールをいただきました。

小林トレーナー、ご参加いただいた皆さん!
ご多忙の中、貴重な講演ありがとうございました。
改めて、お礼申し上げます!

名古屋平成看護医療専門学校では活躍している卒業生の講演会やお灸教室といったイベントを定期的に開催しています。
進路に迷っている、やってみたいがとうすればいいかわからないという気持ちがあればぜひ、イベントに参加してみてください。
その1歩目が皆さんの将来に繋がります!

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