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看護覚え書

こんにちは。看護学科1年生です😊
看護学概論の授業の様子を紹介します。

【看護学概論】とは、看護学を履修する学生が最初に学習する専門科目であり、「看護とは何か」自分自身で考えていく科目です💭

ナイチンゲールは歴史上、有名な人物ですね。
ナイチンゲールは、「看護とは何か」の定義を明らかにした人です。
授業では、ナイチンゲールの著作である『看護覚え書』を読み、グループごとにそれぞれの章で書かれている内容を検討し発表しました。
意見交換することで、理解が深まりました。



看護覚え書の中で、看護について
「看護がなすべきこと、それは自然が患者に働きかけるのに最も良い状態に患者をおくことである」
「看護とは、新鮮な空気、陽光、暖かさ、清潔さ、静かさなどを適切にととのえ、これらを生かして用いること、また食事内容を適切に選択し適切に与えること、こういったことのすべてを患者の生命力の消耗を最小にするように整えること」
と記載されています。

それぞれの章の中で、生活を整えることが必要であり、生活のあり方によって、健康にも不健康にもなるということを改めて自覚しました。
環境を整えること、その環境の中には、清潔な環境という物理的なものだけでなく、人と関わる精神的・社会的環境も整えることが必要であることも分かりました。



学生からは、
「まず、自分の生活を見直したい。」
「良かれと思って声をかけているけど、声のかけ方で、相手の受け止め方も違うんだとわかった。」
「看護覚え書は奥深い。」
「牛肉の栄養素の考え方では、時代とともに変化していて、その時代の知見や価値で適切な選択が変わることを知りおもしろかった。」
「発表は、いろんな考え方がわかって楽しい。」
「ナイチンゲールの時代の考え方が今も通ずることがすごい。」
などの感想が聞かれました。

看護学概論の授業はどう?と尋ねると
「看護学概論は、考えるのが面白い。他の科目は、骨や臓器の名前を覚えたりと答えがあるけど、これは答えがない、ある意味なぞ。経験していないけど、看護の場面を具体的に想像して、どうやれるんだろうと考えられるから、すき。」
「看護とは何か、って尋ねられて、寄り添うことって思っていたけど、その寄り添うために、コミュニケーションが必要だったり、身体のことを理解する必要があったり、寄り添うって、それだけじゃない気もしてる。」
と感じている1年生です。

「看護とは何か」学び続けていきたいと思います📝

(文責:こ&お)

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