自己の看護観 発表会
こんにちは 看護学科です
3年生がすべての領域実習を終えて、「自己の看護観」の発表をしました。
看護観とは、どのような看護師になりたいのか、看護師として大切にしたいことなど、看護をしていく上での理想です。実習や日常生活のなかで変化していくものです。
発表の内容
本校の看護学科では、「看護は人の一生に寄り添う仕事であるため、人の生き方や価値観を尊重し、専門職としての倫理観に基づいた看護実践ができるよう、学生ひとり一人の学ぶ力を大切にし、生涯にわたり学び続けていける専門職業人を育成する」という理念があります。3年間の実習を振り返りまとめることで、自己の看護観を構築し発展させること、また理論と実践を結びつけ研究的態度が身につきます。
受持ちをさせて頂いた患者様との関わりから、思い悩んだことや嬉しかったことなど沢山ある中で、今の自分が大切にしていること、目指したい看護を深く考える機会となりました。
寄り添う看護とは
患者さんを理解したい、家族へのサポートをしたい、安心してもらいたい、信頼される看護をしたい、患者さんの変化から観察し判断できるようになりたい、日々学び続けることを大切にしたい、など自分が大切にしたい想いや看護を明らかにすることができました。
1・2年生は発表を聴講し、3年生の看護に対する想いや患者様との関わりに感銘を受けていました。来週から実習が始まる2年生からは、「患者さんとのコミュニケーションを大切にして、患者さんを理解していきたい。」「今日発表している先輩の実習を乗り越えて成長され学ばれた姿に、自分もそうなっていきたいと感じました。」などの感想が聞かれました。
3年生からは、「発表会を通して、自分が大事にしていきたいことに気づくことができました。今の思いを大事に就職してからも看護師として学び続けていきたいです。1・2年生のみなさんも、実習は、自分から積極的に学ぶこと関わることで成長できる大事な学びの機会です。患者さんへの感謝の思いを忘れずがんばってください。」とエールがおくられました。
受け持たせて頂いた患者様、実習中ご指導いただきました関係者様、ありがとうございました。
イベント情報
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