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これから迎える高齢化社会に必要な理学療法士!

リハビリが必要になるのはどんな時でしょうか。
けがや病気で身体機能が低下したというような状況を思い浮かべる方が多いと思います。
確かにそのようなケースでリハビリが必要になることは多いものの、それ以外にも重要なリハビリがあります。
それは高齢者のリハビリです。
超高齢社会において、高齢者のリハビリは大きなカギとなります。
またリハビリの専門家である理学療法士のさらなる活躍も、大いに期待されていると言えるでしょう。

 

日本の高齢化問題に理学療法士ができること


日本の高齢化問題として大きいのは、介護分野における人手不足です。
人手不足が解消されないまま高齢化が進み、介護を必要とする高齢者がさらに増えれば、これまでのような介護サービスは維持できなくなるかもしれません。
そうならないために大事なのは、低賃金などの現在の介護職における問題を解消し、介護職を増やして人手不足を解消することです。
ただいくら人手を増やしたとしても、それ以上のペースで介護を必要とする人が増えれば焼け石に水です。
そのため「介護を必要とする高齢者を可能な限り減らす」方向でのアプローチもしていかなくてはなりません。
高齢になると誰しも身体機能は衰え、できないことも増えていきます。
しかし日頃から健康や体力、筋力の維持に努めていれば、身体機能の衰えも先延ばしにできますし、介護を必要としない生活も長く続けられるでしょう。
また身体機能が衰えて介護が必要になってしまった場合でも、適切なトレーニングをするなどのリハビリを行えば、身体機能を取り戻すことができます。
例えば寝たきりの方が自分で体を起こせるようになるだけでも介護は楽になります。
介護が全く必要ないというところまではいかずとも、自身でできることが増えれば介護者の負担が減るのはもちろん、「自分のことが自分でできる」という充足も得られ、精神面の健康にも繋がります。
リハビリの専門家である理学療法士なら、このような高齢者の身体機能の維持・改善に大いに役立てるのではないでしょうか。

 

理学療法士になるには資格が必要!


とはいえ理学療法士として個人の状況に合わせたリハビリやトレーニングを指導するというのは、専門的な知識や技術なくしてはできません。
そのため理学療法士は国家資格となっており、さらに理学療法士の国家試験は養成校での3年以上の学習を経てからでないと受けられないようになっています。
養成校には専門学校や大学、短大などがあり、養成校の卒業後は研究などのために大学院へ進学するケースもあります。

 

理学療法士が必要とされる場所について


理学療法士の多くは医療機関のリハビリルームなどで働いていますが、今後は介護分野でも理学療法士の力が今以上に求められるようになるでしょう。
例えば介護施設でそれぞれの利用者の方に合わせたリハビリを考案・指導したり、高齢者の自宅を訪れての訪問リハビリの需要が増えることが考えられますね。
身体機能を回復させることは難しくとも福祉用具などを利用すれば活動の幅が広がるというような場合には、個々に合った用具の選び方や使い方を指導する必要もあるでしょう。
また今は通院や入院、施設の利用などには至っておらずとも、高齢者であれば意識して身体機能の維持に努める必要があります。
そうした方に向けて、保健所や公共施設などで健康維持のためのイベントを開催するなどといった場合も理学療法士の出番となります。
リハビリの専門家として、理学療法士はこれからより一層多くの場で必要とされるようになるでしょう。

 

JR・地下鉄千種駅から徒歩3分、地下鉄今池駅から徒歩5分の場所にある名古屋平成看護医療専門学校では、4年制の理学療法学科を設けています。
専門学校では3年制も多い中、4年制であることで、確実に基礎を身につけるとともに、高度な専門性や臨床性も培えるようになっています。
また卒業後は高度専門士という扱いになりますので、現場で理学療法士として活躍する他、大学院への進学という選択肢も増えます。
模擬試験などの国家試験対策に力を入れているのはもちろん、研究方法や論文のまとめ方など、就職後を見据えた学習も行っています。
オープンキャンパスでは校内見学だけでなくお仕事体験もできますし、在校生との交流もありますよ。
理学療法士を目指すなら、名古屋平成看護医療専門学校で一緒にがんばってみませんか?