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高齢者疑似体験を通しての学び
こんにちは、看護学科1年生です🌱
老年看護学概論の授業の様子をお伝えします。
「高齢者疑似体験」を通して、加齢変化による不自由さを体験して、私たちが感じている便利な環境は、高齢者にとって、どのような環境なのかを考えました。
高齢者疑似体験スーツを着て、
① 前傾姿勢ベルトで固定し、制限された動きを体験します。
② ゴーグルを装着して、視野の狭さや、色の変化を体験します。
③ 耳栓をつけ、難聴を体験します
④ 手袋を装着して、指先の動きの低減を体験します。
⑤ ひじやひざのサポーターを装着し、関節の動きの低減を体験します。
⑥ 重りを着け、筋力低下を体験します。
⑦ 杖を使い、体の負担の補助を体験します。
体験した学生のから、
「思った以上に、声が聞きづらかったし、体も動かしにくかった。」
「視野が狭く、足元が見えにくかった。膝や腕の関節が曲げにくかった。立っているのもしんどかった。高齢者は転倒しやすいというのは、そうだなと思った。」
「字も見にくく、色も分かりにくかった。」
などの高齢者の生活の不自由さを体験しました。
そして、
「聞きにくかったし、視野も狭いから、周りの様子が分かりにくく、1人でいるような気持ちになった。」
「動かしにくくて、動くことや作業することを面倒に感じた。」
「介助してもらわないと起き上がれず、毎回だと、介助してもらうことに申し訳ないと感じる。」
「いつも、手すりはあまり意識していなかったが、動きにくく、無意識に手すりにつかまっていた。手すりがあるだけでも、よかったと感じる。」
などの高齢者の気持ちに気づき、高齢者の目線がよくわかりました。
このような体験を通しての気づきから、さまざまな生活の場で暮らす高齢者に、安心した生活を送れるような援助が必要であると学びました。
高齢者の気持ちに寄り添い、「高齢者の生活を支える看護」について、これからも学びを深めていきたいです。
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