ブログ
女性鍼灸師が増えてきているって本当??
鍼や灸を使った施術を行う鍼灸師ですが、「鍼灸師は男性」というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
しかしそんなイメージに反して、最近は女性鍼灸師も増えてきています。
なぜ女性鍼灸師が増えてきているのでしょうか。
鍼灸は体にあるさまざまなツボを刺激し、自己治癒力を高めてけがや不調を改善させるものです。
施術の際は直接体に触れることになりますので、「女性鍼灸師の方が安心して施術を受けられる」という女性の患者様は少なくありません。
また女性に多い冷え性、さらに生理痛や妊娠に関する不調などいった女性ならでは悩みにも鍼灸は効果的です。
こうした女性ならではの悩みは女性同士の方が相談しやすいでしょう。
女性目線で女性向きの施術メニューを考案できるというのも、女性鍼灸師の強みです。
鍼灸の施術は鍼灸院だけで行われるものと思われがちですが、最近ではエステなどでも取り入れられています。
鍼灸師の資格を活かして美容分野で働くこともできるのです。
スポーツ分野ではアスレティックトレーナー、介護分野では機能訓練指導員として、資格を活かして働く女性鍼灸師もいますね。
鍼灸師の資格ははり師ときゅう師の2つの国家資格を指し、取得すれば長く働き続けることができます。
出産や育児などでいったん現場から離れても、鍼灸師の資格があれば仕事に復帰しやすいという点も、女性鍼灸師が増えている理由の一つです。
はり師ときゅう師の国家資格は独学で取得することはできず、国の定めた養成校での3年以上の学習が必要です。
JR・地下鉄千種駅から徒歩3分、地下鉄今池駅から徒歩5分の場所にある名古屋平成看護医療専門学校も鍼灸師の養成校の一つです。
本校のはり・きゅう学科は昼間部AMと昼間部PM合わせて定員40名の3年制で、附属鍼灸院などで多くの実習を経験できるようになっています。
スポーツや美容などの専門分野も学べますし、国家試験対策や就職サポートにも力を入れています。
鍼灸師という枠を超えて活躍したいという方には、柔道整復学科もしくはアスレティックトレーナー学科との併修で複数の資格の同時取得を目指すという選択肢もありますよ。
オープンキャンパスや個別見学も定期的に行っていますので、ぜひお気軽にご参加ください。
関連記事
-
業界・分野紹介
鍼灸師の国家試験合格率を知ろう!
鍼灸師として働くには、国家資格である「はり師」と「きゅう師」の2つの資格が必要です。鍼や灸を使って施術を行うためには専門的な知識や技術がなくてはなりませんので、はり師やきゅう師が国家資格とされているのは当然と言えるでしょう。ただ国家資格となるとかなり難しいのでは?と思われる方も多いかもしれません。鍼灸師の国家資格合格率はどの程度なのでしょうか?はり師ときゅう師の国家試験は、毎年2月下旬に行われます
more -
業界・分野紹介
整骨院と整体院の違いについて
街中で整骨院や整体院を目にすることは少なくありません。しかしこの2つはただ名前が違うだけで同じものだとお思いの方も、もしかしたらいらっしゃるのではないでしょうか。整骨院と整体院は実は全く異なるものです。同じような名前で似たような施術をしているのに、整骨院と整体院は何がどう違うのか。それぞれ詳しく見ていきましょう。整骨院はどんな施術ができるの?まず整骨院は、柔道整復師が施術を行っているというのが大き
more -
業界・分野紹介
アスレティックトレーナーとスポーツトレーナーの違い
スポーツの現場でアスリートをさまざまな形でサポートするスポーツトレーナーには、いくつかの種類があります。今回は「アスレティックトレーナーとスポーツトレーナーの違い」について紹介したいと思います。アスレティックトレーナーとはアスレティックトレーナーは主に4つの仕事があります。①スポーツ外傷・障害(ケガ)の予防②スポーツ現場における応急処置③パフォーマンスを発揮するためのコンディショニング④ケガからの
more