ブログ
介護予防に理学療法士ができること
年を取れば様々な機能が衰えるのは当然です。
それまでは出来ていた事が出来なくなり、場合によっては介護が必要になるのもおかしな事ではありません。
しかし健康を心がけ、身体能力の維持に努めていれば、介護が必要になる時期を遅らせる事は十分に可能です。
このような介護予防という取り組みにおいて、リハビリの専門家である理学療法士には何が出来るのでしょうか。
介護予防で大事なのはまず筋力の維持ですね。
筋力も老化と共に衰えますが、筋力が衰えれば立ったり歩いたりといった日常生活にも支障が出るようになります。
立つのが辛い、歩くのが辛いからと動かなければ筋力はさらに衰え、転びやすくなるなどけがの危険性も高まります。
意識して運動し筋力を維持出来れば日常生活も無理なく送れますし、不自由を感じない日常を送る事は精神面の安定にも繋がります。
また日常的な運動は高血圧や脳卒中、認知症などの病気や、膝などの痛みを予防する効果も期待出来るでしょう。
とはいえ自身にあった適切で効果的な運動というのは、自分ではなかなか分からないものです。
そこで理学療法士の出番です。
理学療法士は身体機能や運動能力を維持・改善するためのリハビリのサポートを仕事としています。
理学療法士がそれぞれの状態に合わせた運動を提案・指導しサポートすれば、多くの高齢者が健康に長生き出来るようになるのです。
この先さらに高齢者が増えゆく中で、介護予防における理学療法士の存在はより一層重要なものになっていくでしょう。
理学療法士の国家試験を受けるには、養成校での3年以上の学習が義務付けられています。
3年制の養成校も多い中、名古屋平成看護医療専門学校の理学療法学科は4年制を採用しています。
1年長い分じっくりと学ぶ事ができ、より高い専門性や実践力を身に付けられますし、卒業後はそのまま大学院に進学する事も可能です。
実習も豊富ですし、異学年交流や地域でのボランティア活動などにも力を入れています。
JR・地下鉄千種駅から徒歩3分、地下鉄今池駅から徒歩5分で通学でき、アクセスも抜群です。
オープンキャンパスも定期的に開催していますので、ご興味のある方はぜひお気軽に名古屋平成看護医療専門学校までお越しください。
イベント情報
関連記事
-
業界・分野紹介
「鍼灸」と「柔整」ダブルライセンスのメリットとは
資格を持っていれば就職に有利になります。1つの資格でももちろん十分ですが、2つ以上の資格を持つ事で、より大きなメリットが得られます。例えば鍼灸師と柔道整復師も、ぜひ取得をおすすめしたいダブルライセンスですね。鍼灸師(はり師ときゅう師)と柔道整復師はどちらも国家資格です。鍼灸師は鍼や灸を使って様々な病気の治療や予防を行い、柔道整復師はテーピングなどで怪我の治療を行います。どちらの資格も接骨院などを開
more -
業界・分野紹介
理学療法士と作業療法士の違い
名古屋平成看護医療専門学校には、理学療法士の国家資格取得を目指して学べる理学療法学科があります。理学療法士は分かりやすく言うと「リハビリの専門家」ですが、同じくリハビリの専門家と言える「作業療法士」という国家資格もあります。どちらもリハビリの専門家でありながら別の資格になっているということは、「理学療法士と作業療法士には明確な違いがある」ということですね。具体的に理学療法士と作業療法士にはどのよう
more -
業界・分野紹介
柔道整復師と理学療法士の違いについて
柔道整復師も理学療法士もどちらも医療系の国家資格ですが、その仕事内容は異なります。では具体的に柔道整復師と理学療法士はどのように違うのでしょうか。今回は柔道整復師と理学療法士の違いについてお話しします。柔道整復師は手術や投薬はせず、手技やテーピング、機械など用いた物理療法などで施術を行います。柔道整復師の施術には医師の同意が必要なものもありますが、けがの種類によっては柔道整復師自身で診療することが
more