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鍼灸師になるには国家資格が必要です!試験は難しい!?
高度な専門スキルを必要とする仕事の中には、国家資格が必要とされているものも少なくありません。
例えば医師や看護師のような医療系の仕事がそうですね。
また鍼灸師も医療系の国家資格とされており、鍼灸師として働くには「はり師」と「きゅう師」の2つの国家資格が必要です。
「2つも国家資格を取得しなければならないなんて大変そう…」と思われるかもしれませんが、実際鍼灸師になるのは難しいことなのでしょうか。
鍼灸師ってどんな仕事?
そもそも鍼灸師とはどんな仕事をしているのかというと、鍼や灸を用いた施術を行っています。
私たちの体にはたくさんのツボがあります。そのツボを鍼や灸で刺激し、自己治癒力を高めることで不調を改善できるのです。
このような鍼灸による施術は東洋医学に基づくもので、投薬や手術を用いた治療を行う西洋医学に比べ、体に負担がかかりにくいというメリットがあります。
「はっきりとした原因があるわけではないけれど、なんとなく体調が悪い」などといった場合でも、鍼灸による「自己治癒力を高める施術」なら効果も得やすいでしょう。
健康管理のための定期的なケアにも鍼や灸は向いています。
以前は鍼灸師は鍼灸院で働くのが一般的でしたが、近年ではスポーツや介護などさまざまな分野で資格を活かして働く鍼灸師が増えてきています。
また鍼灸院も、例えば女性特有の悩みに対する施術を専門とする女性向け鍼灸院などのように専門化・多様化してきていますね。
ちなみに鍼の施術に必要なのがはり師の資格、灸の施術に必要なのがきゅう師の資格ですので、鍼もしくは灸のいずれかだけを行えれば十分というのであれば、両方の資格を取得する必要はありません。
ただその場合は当然ですが「鍼灸師」として働くことは不可能です。
国家試験を受験するにも一定の要件が必要って知ってますか?
鍼灸師として働くために必須となる「はり師」と「きゅう師」の国家資格ですが、国家試験を受けようと思い立ってすぐに受けられるわけではありません。
はり師・きゅう師ともに、国の指定する養成校を卒業してからでないと受験できないのです。
鍼灸師の養成校には専門学校や大学、短大があり、いずれかの学校で3年以上学び、鍼灸師に必要な知識や技術を身につける必要があります。
鍼灸師は投薬や手術は行わないとは言っても、鍼灸による施術は立派な医療行為です。
養成校での学習が必須で、独学では国家試験を受けられないのも当然と言えるでしょう。
国家資格の合格率について
はり師ときゅう師の国家試験はどちらも年1回、2月下旬に行われます。
実技はなく、筆記試験で既定の点数を取れれば合格となります。
「合格は上位何名のみ」というような決まりもありません。
2022年に行われた第30回の国家試験の合格率は「はり師が74.2%」「きゅう師が76.1%」でした。
近年の合格率を見ると、はり師は
- 第26回が57.9%
- 第27回が76.4%
- 第28回が73.6%
- 第29回が70.0%
きゅう師は
- 第26回が62.5%
- 第27回が78.5%
- 第28回が74.3%
- 第29回が72.2%
となっています。
第26回は合格率がやや低かったものの、それ以降は比較的高い水準が続いています。
当校について
上記の通り鍼灸師になるには養成校での学習が義務づけられていますので、養成校で真摯に学習に取り組んでいれば、合格もそれほど難しくはないのではないでしょうか。
鍼灸師の養成校ならどこを卒業しても国家試験を受けられますが、名古屋駅から15分圏内というアクセス抜群の名古屋平成看護医療専門学校をぜひ、ご検討下さい。
本校はJR・地下鉄千種駅から徒歩3分、地下鉄今池駅から徒歩5分の場所にありますので、毎日の通学の負担も少なくて済みます。
2021年度のはり師・きゅう師国家試験では合格率100%を達成しており、国家試験に向けて手厚いサポートが受けられます。
また、附属鍼灸院などで630時間に及ぶ実習を経験できるだけでなく、スポーツや美容などの専門的な鍼灸におけるスキルも修得でき、活躍の場も広がります。
昼間部AMもしくは昼間部PMでの3年制ですが、柔道整復学科やアスレティックトレーナー学科との併修も可能ですので、効率的に複数の資格取得を目指したいという方にもぴったりです。
オープンキャンパスでは校内見学だけでなくお仕事体験もできますので、ぜひお気軽にご参加ください。
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