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バリアフリーサロン協会主催 特別講演会に参加して

こんにちは。看護学科2年生です?

福祉理美容のきれいや本舗理事の丑野公輔氏をお招きして、「小児病棟での学び~幼い入院患者達が教えてくれたこと~」をテーマにご講演いただきました。
子どもとの関わりの実際をうかがい、心が震え、涙があふれてくる場面や、心温まる場面がたくさんありました。

学生の感想をご紹介します。

【Aさん】
沢山のお話の中で「明日が当たり前に来ると思えることは奇跡」だと言われていたことがとても印象的でした。
私は、明日は必ず来るとどこかで思っていたけれど、それは自分のいる環境が恵まれているからだと感じました。
明日が来ることが奇跡な方もいるため、毎日を大切にし、この言葉の意味をわすれずに患者さんに接していきたいと思いました。

【Bさん】
やらない後悔よりもやった後悔のエピソードは、自分自身も経験があったので共感しました。
今まで後悔ばかりの人生の中で、私にとって看護学校へのチャレンジは、やらないで後悔するなら、やったらあきらめがつくだろうとの思いからでした。
今、チャレンジしてよかったと感じています。
これからも、やらずに後悔するよりも何事も行動に移していくようにしたいです。

【Cさん】
退院は、嬉しいことだけではないということを知り、久しぶりに、あるいは初めて外の環境に出る子どもにとって、不安になる子どももいること、親や周りの方に心配かけたくないという子どもの気持ちを理解し、関わっていきたいと思いました。

【Dさん】
「ぼく、知ってるよ」「痛くないよ」のお話で、子どもたちが考えていることは私たち大人が思っているよりも大人で、子ども自身で病気について調べて知っていたり、大人に心配かけないようにと表情に出さずに心の中で沢山の我慢をしていることもあるので、心を開いて感情の表出をしてもらえるような関わり方が大切で、そんな関わり方をしたいと思いました。

【Eさん】
きれいや本舗さんがおみえになって、健康な人だけではなく、障害を持っている人、施設にいる人、ベッドに寝たきりの人などすべての人に対して髪を切ることができる福祉美理容のことを初めて知りました。
また、「整容は看護師の仕事だよね」と聞いたときに、受持ち患者さんの整容に自分があまり関心を寄せることができていなかったことに気づきました。
容姿を整えることが、生活意欲につながることを再認識しました。

他にも、医療従事者にとって、病院は日常であるが、患者にとっては非日常で、先が見えない不安などを抱えており、自分たちの当たり前や常識を押し付けずに患者に寄り添える看護師になりたい、など多くの気づきや学びがありました。

今のクラスメイトがとても大切だということ、これから先、看護の世界で悩んだとき、苦しいときに、みんなで支え合っていけるように頑張っていこうと思います。

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