「成人看護学実習Ⅱ」学内実習の様子
こんにちは。看護学科3年生です。
成人看護学実習Ⅱの学内実習の様子をご紹介します☀
成人看護学実習Ⅱでは、生活習慣病といわれる糖尿病や高血圧、慢性呼吸器疾患などの疾患を持つ対象者を理解し、病気を持ちながら日常生活を送ることができるように、患者さんとともに考え患者さんがその人らしく生きていくためのどのようにすればよいのか、実習を通して学びを深めていきます。
学校職員が糖尿病疾患をもった模擬患者役となり、血糖管理や食事療法、運動療法について、学生が説明をしました📝
また、学生から
「薬を飲み忘れそうな時は、どんなときですか?」
「何か運動とか身体を動かすことはしていますか?」
「よく食べるメニューを教えてください。」など日常生活の状況を理解しようとするなげかけがありました。
模擬患者から
「運動ってどのくらいがちょうどいいですか?」
「牛肉40gってどのくらいですか?」
「甘いものが好きです。ご褒美の日で食べる時は、どんなことに気をつければいいですか?」
「薬の飲み忘れに気づいたときはどうすればいいですか?」
「熱を出したときとかはどうすればいいですか?」
「お酒って、量が少なければ毎日飲んでもいいですか?」
「昼に好きな牛丼やカレーライスを食べたら、カロリーが多いから朝と夜は何を食べたらいいのかな、野菜だけ?」
「これを見るとショートケーキは、全部食べられないの?」などの質問や
「身体を動かすのは、犬の散歩とかですね。」
「昨日の疑問について早速調べてきてくれてありがとう。」などの返答がありました。
援助を通して、患者様の食事の好みや生活習慣を知ること、患者様の生活に合わせて一緒に考えること、押しつけではなく患者様が「やってみよう・やれそう」と感じることができるように患者様を理解しながら一緒に考えていくことの大切さに気づきました🌸
患者様にアプローチし、患者様からの働きかけを学生は受け止め、感じ、考えること繰り返しながら、患者様の問題を一緒に考える援助を学んでいきます。
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